イタ飯百珍

イタリアが「他国に負けない!」と気を吐いているもの、それが「食」!最近は備忘録。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

悲しきローマ

6月25日(木) 今日から、夫と娘はアブルッツォにキャンプに出かけた。日本人学校のパパ友と、その息子さんの4人の旅である。私もあちらの奥様も、「キャンプはちょっと」という口である。 パパ友さんはキャンプのプロらしく、あちこちのよいキャンプ場に詳…

小学4年生終了

6月24日(水) 一昨日から、ようやく1日を半そでで過ごせる季節がやってきた。 桃やメロンの香りが、一層強く部屋の中に漂うような気がする。 本来なら、今週の月曜日には日本に向かって出発していたはずだった。落ち込んでも仕方がないと思いつつ、やはり里…

夏の味覚がそぐわぬこのごろ

6月18日(木) 封鎖中の記録として書いていたブログは、すっかり間遠になってしまった。 マスクやソーシャルディスタンスという新しい慣習は定着したものの、生活はだんだんと元に戻っている。夫は相変わらず在宅で仕事をしているけれど、娘は新体操のレッス…

封鎖後の美術館デビュー

6月14日(日) 感染は下火になったとはいえ完全に収まったわけではないので、できれば家にいるのが理想的なのかもしれない。 トリノで行われているマンテーニャ展は、今回は泣く泣くあきらめた。 たいがいのことは我慢できる私が、「なにがなんでもフィレン…

思春期の入り口

6月7日(日) イタリアの生活は、活気を取り戻し始めた。 あっちこっちで渋滞が発生し、封鎖のストレスの反動か週末は外に出る人が多い。依然と異なることは、みんな律義にマスクをし、知人に会っても抱き合わず、お店に入るのにも列をなすといったところだ…

命日に父を思う

6月4日(木) 今日は、父の命日だった。 本来なら7回忌。娘が夏休みに入るのを待って私たちは日本へ向かい、法事を行う予定だった。その里帰りがおぼつかないので、母は法事を延期。お坊さんも、快諾してくれたという。 父が亡くなってもうそんなにたつのか…

共和国建国記念日のヴィッラ・デステ

この庭園の美しさは数々の噴水にあり 6月2日(火) 共和国記念日の今日、人込みを避けてどこに行こうかと夫と相談した。 そして向かった先は、ティボリ。この地には、ヴィッラ・デステ、ヴィッラ・アドリアーナ、ヴィッラ・グレゴリアーナと3つの見どころが…

愚痴らず振り向かず

6月1日(月) じつは、今はもう6月2日になっている。 真夜中12時過ぎ、ようやく今日の仕事終了。 ここ数日は、世間さまと同じように我が家も外へと向かい始めている。 日曜日には、近所のアルバーノ湖に友人家族がやってきた。カステル・ガンドルフォを眺め…